カドフシアリとヒメハリアリ

ハリアリとカギバラアリを探している最中に、カドフシアリのコロニーを見つけました。

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カドフシアリは、林内でよく見られるアリの一つで、アミメアリに似ていますが、一回り大きいです。
コロニー規模はそれほど大きくないようです。性格も非常に大人しいです。
この巣の女王は、脱羽痕のある普通型ですが、寒冷地などでは、生まれつき羽をもたない中間型の女王の存在が報告されています。

こちらはヒメハリアリのコロニーです。
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当地では超普通種で、土があれば大抵見つかります。

テラニシハリアリという似たアリがいて、こちらも生息域が広いようなのですが、まだ発見できません。
ヒメハリアリと判別した中に混ざっているのではないかと不安です。

ミナミキイロケアリなのか

おととい灯火に来た、ケアリと思われる雌。
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小あごひげは短い。

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触角柄節に明瞭な立毛は確認できない。
キイロシリアゲアリと間違えるくらい黄色い体。

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ヒメキイロケアリの雌は触角柄節に多くの立毛があるのだろうか?そうであれば、これはミナミキイロケアリということになる。

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これはキイロケアリの雌。複眼が最も大きい。働きアリの体に黒味が入っているのもキイロケアリの特徴だろうか?

そういえば、庭にキイロケアリ亜属らしき働きアリがいた。
採集できれば、同定してみよう。

ノコギリハリアリは巣内交尾する?

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昨日のことですが、いきなり雄が脱翅雌に交尾を仕かけました。
雌は、拒否します。


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次のターゲットは働きアリです。

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突然のことで働きアリは戸惑っています。なんかくっついてますが、精子は入ってないと思います^^;

もし未交尾の有翅雌がいたら、交尾が成立したと思います。

ノコギリハリアリ多雌化

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新たに女王1匹、働きアリ6匹を採集しました。
それぞれ単独で徘徊していました。これで現在Q2、W10になってます。
専用の蟻巣も作り、餌はムカデ、蚊、ショウジョウバエを集めました。
来年、コロニーが成長した姿を報告できるよう、頑張ります。

モリシタカギバラアリ

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当地のカギバラアリは、このモリシタカギバラアリが多いです。
イトウカギバラアリに似ていますが、決め手は腹柄節下部突起ですね。
イトウにも下部突起はありますが、ここまで尖ってはないです。

石下にワーカーをよく見かけますが、コロニーはありません。
土中に巣があるのでしょう。地下20センチ前後にあると思いますが、見つけ出すには根気が必要です。

ツヤクシケアリ崩壊か

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2010年秋に採集した(新女王として。他から蛹多数投与)。
その翌年から雄は生まれ、年々雄の割合が増えてきたが、
とうとう今年は働きアリが誕生しなかった・・・。
 
今年の春、越冬幼虫が育って、すべて雄になった。
そのあと産卵があったので、働きアリが生まれると期待していた。
実際には、一部が雄の蛹になり、他は成長が止まっている(おそらく越冬幼虫)。
そして来春それらがまた雄になるのだろう。

いま、無精卵しか出ていない訳だが、では誰が産んでいるのでしょう?
女王が生んでいる場合、精子を使いきっている可能性がありますね。
もともと、早期から雄が出ていることを考えると、交尾不良も考えられます。

働きアリが産卵している可能性ですが、この場合女王が産卵抑制フェロモンを出していないことが条件です。

そのうち女王を取り出して、ワーカー3匹くらいと一緒に飼って様子をみようかなと思ってます。
それでだめだったら、この女王は終わりですね。
あーあ、また採ってこなくっちゃ。

コクワガタ メス羽化

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コクワガタが羽化しました。雌の方が先に羽化します。
雄は蛹になっていない個体もいます。

ノコギリハリアリの捕食

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小さなムカデを与えてみました。
早速食べています。大あごで分解して、体液を舐めるようにしています。

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雄も自分で食べに来ます。

ノコギリハリアリ その後

さて、持ち帰ったノコギリハリアリを確認したところ、働きアリ2、蛹3、雄2匹でした。
蛹ですが、1匹は羽化して、働きアリでした。残りの2つは結露で死にましたが、確認したところ同じく働きアリでした。

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羽化して1日後の働きアリですが、発色が完全でないのが分かるでしょう。
アントルームさんによると、働きアリは羽化後、自分で繭を破りでてくるそうです。

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いきなりですが、ノコギリハリアリ女王の画像です。
雄がいたなら結婚飛行が行われているはず!というわけで、伊那帰宅後、山に行って石下から採集してきました(笑)。
見つけた時、3匹いたのですが、みな別方向に逃げ、1匹捕まえている間に他は見当たらなくなっていました。
そんな状況ですので、すべてが女王だったかは確認していません。
悔しかったので、その後もかなり探し回りましたが、出ませんでした・・・。

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女王は、伊那の働きアリたちと一緒になりました。
初めて、女王、働きアリ、雄がそろっての撮影です。 
ところで、そんな簡単に一緒にできるの?と思われるかもしれません。
6年前、同じことをしました。やはり喧嘩は無かったです。
たぶん簡単に多雌コロニーになると思います(女王さえ確保できれば)。

こちらの文献によると、採集したノコギリハリアリの30%に2匹以上の女王が見られたそうです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/32/10/32_10_646/_pdf

今、手元のコロニーは、女王1、働きアリ3、雄2匹となりました。
引き続き、女王を探して、多雌化したいと思います。
以前10月に女王を採集しているので、まだまだチャンスはあります。

伊那会2013

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伊那へ行ってきましたー。

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まずはいるまえかわさんが持ってきた謎のアリ。
皆で調べてケブカアメイロアリという結論になりました。
帰宅後このアリについて検索してみましたが、外来種の扱いになるのかな?
データベース見て、アメイロアリ属もこんなに種類がいるんだと気づかされました。

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こちらはこうやんさんが持ってきたクサオオアリ。腹部の白筋が美しいです。

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これはヤマトシロアリの初期巣です。パソコンに出して気づいたのですが、小さい幼虫がいます。
事務所では、風人さんが、オオハリアリとシロアリについて大変濃い内容のお話をされていました。

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あにまりあさんが石下に何かを見つけたというので、覗いてみるとノコギリハリアリでした!
単独で歩いているのは何度か見てきましたが、巣を見るのは初めてです。
しかも雄がいる~。これ、ほとんど蜂です。

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ちゃんとグルーミングしてます。

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繭を見るのも初めてです。
大きいので雌が入ってるかもしれないということで、僕が持ち帰って見てみることにしました。

次回は、持ち帰ったノコギリハリアリについて書きます。


最後におまけ動画です。
マムシを捕まえた時は、ノコギリハリアリを見つけた時の10倍くらいの盛り上がりでしたね。
顔も音声もなくしているので、いまいち伝わりませんが。

ツヤクシケアリの生息地に行ってきた

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ツヤクシケアリの巣口です。日差しが強く地上に全く出てきません。
今回、生息地を訪れた目的は、羽アリが生産されているかどうか確認することです。
石をめくってみましたが、地中深くに潜っているようで、何も情報を得られません。
貴重な生息地なので、これ以上いじるのは諦め、ヤマクロヤマアリの新女王を探してみました。
飛行があったようで、数匹確認できました。
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モミジの取り木

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ヤマモミジです。
根元が細いのが欠点でした。
そこで、理想的な位置に新しい根っこを生やさせることにしました。
環状剝皮法により、見事に発根しました。
記録とっていませんが、処理から発根まで2か月くらいだったと思います。
上の白いのが新しく出た根です。

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古い根を切除して植え替えます。
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植え替えしました。まだ根は深く埋めてます。2年後には立派な根張りとなって表に出てくることでしょう。

パプアキンイロクワガタ幼虫とれました

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幼虫を入れるマットには、コクワに使っていた菌糸ビンのカスを入れてみました(もったいないから)。
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取り出した幼虫が脱皮を始めました。2齢から3齢(終齢)への脱皮だと思います。
頭がまだ白いですね。

栂池自然園へ行ってきた

動画と写真だけ載せておきます。蟻はクシケアリしか見かけませんでしたー
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雄アリ誕生

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クロオオアリで、雄アリが誕生しています。
過去にも出ていますが、すぐに食べられています。
そして今回も、すでにワーカーが「こらまて」と追跡しています。
しかし、全く無反応のワーカーもいます。

繭を見ていると、雄の蛹がいくつか確認できました。
注目すべきは、雄の蛹の多い部屋は、女王のいる部屋から最も離れた部屋であることです。
ケブカクロオオアリで、雌雄の生産に成功したtenさんが述べていた、無王群近似環境の話が納得できるような現象です。
少しの改善で、雄アリの安定生産は実現できるかもしれません。
雌はどうでしょうか。雄のようには行かないような気がします。このあたりは、飼育者がその時を待つのか、何かしてあげなければいけないのか。・・・わからんなあ

コクワガタ 蛹化(動画)

トゲアリ

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先日まで、すごい食欲で、バッタも完食していたのですが、ある日を境に、肉餌を全く食べなくなりました。丁度働きアリの羽化が始まった辺りだと思います。
今は蜜だけごくごく飲んでいますが、排泄量のすごいこと・・・、床はびしょびしょです。
この女王も、7年生きてるから大したものです。
飼育は難しいと思っていましたが、性質さえ理解すれば、飼えるアリだということが分かりました。

写真みて気づいたのですが、ダニがいますね。トゲアリはよく発生してます。
ダニは、冬を越せばいなくなるみたいで、あまり気にしないことにしています。
去年、ツヤクシケアリに、体一面つくほど出ましたが、春にはピカピカになっていました。

コクワガタ 蛹化

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雌の蛹が出きていました。羽化は2週間後でしょうか。成虫を取り出す時が、飼育していて一番わくわくする時ですね!
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