好蟻性のハチ

また、木造小屋のフシボソクサアリです。
人工物で邪魔なものが少ないので、観察しやすいです。
気になっていた好蟻性のハチを撮影してきました。

フシボソクサアリとハエの仲間の幼虫
まずは、ハエの仲間でしょうか・・・幼虫です。
ハエが近辺をうろうろしていることがありますが、そいつの幼虫かな?わかりません。

フシボソクサアリとハチの一種2
さて、目的の好蟻性のハチです。ハチというだけで、それ以上は何も分かりません。
アリとの距離が近く、集団の中に入っていきますが、時々ちょっかいを出され、完全に融和しているとは言えなさそうです。

フシボソクサアリとハチの一種1
こちらは上の個体より褐色で、触角の先端3節がやや膨らみこん棒状。腹部先端は尖っています。
巣の中に消えていくということは、幼虫などに寄生するタイプなのかなあ。

下の個体は採集してきたので、拡大でもしてみますか。

再びフソボソクサアリの巣へ

破損したフラッシュを修理し、再びフシボソクサアリの巣へ。

フシボソクサアリとエゾゼミ160723
エゾゼミの死骸に群がるフソボソクサアリ。

フシボソクサアリ160723a
飛行に出る羽アリ。

フソボソクサアリ160723b
交尾は巣口でも行われる。

フシボソクサアリ160723c
交尾した個体は襲われるようになる。

フシボソクサアリ160723d
襲われる脱翅雌。

フシボソクサアリの様子をうかがう翅の短いハエの一種
好蟻性と思われる、翅の短いハエの一種。
他にも巣内に侵入するコバチの一種を見た。このようにクサアリの巣では学名すらついているのか分からない謎生物に出会える。


フソボソクサアリとアリヅカムシの一種
アリヅカムシの一種。ツヤクサアリアリヅカムシに似ているが、フシボソにはいないとされる。別種なのか、迷い込んだのか・・・。

クロクサアリヤドリバチ160723b
あまり飛んでいなかったクロクサアリヤドリバチ。

クロクサアリヤドリバチ160723a
寄生はいつどのように行われるのだろう。

クロクサアリヤドリバチ01
本日のベストショット(拡大版)。真上からもたまにはいいね。
ピントも合って、手振れもなく、周囲のアリとの関係や光の当たり方、翅だけがぶれて飛んでいる様子を表現できているなど、総合的に良かったと思う。

ミヤマアリスアブ

ミヤマアリスアブ
ヤマクロヤマアリに寄生するというミヤマアリスアブです。
この個体は翅が羽化不全で痛んでいました。
採集予定はありませんでしたが、このままでも飛べずに死んでしまうので、サンプルとして持ち帰りました・・・。

エゾクシケアリ
近くを歩いていたエゾクシケアリです。久々に見た気がします。

アリクイノミバエ 産卵の一部始終 Microselia sp.

抗争中のクロオオアリに接近するアリクイノミバエ
抗争中のクロオオアリに接近するアリクイノミバエ。

アリの腹部に乗ろうとするアリクイノミバエ
腹部に乗ろうとチャンスをうかがう。

アリの抵抗を受け逃げるアリクイノミバエ
後脚で抵抗され、逃げる。

アリの腹部へ乗り、産卵管を伸ばすアリクイノミバエ
隙をつき、腹部へ降りた。アリクイノミバエはすぐさま産卵管を伸ばす。

アリクイノミバエ、クロオオアリへ寄生の瞬間
アリクイノミバエ、寄生の瞬間。

アリクイノミバエの産卵
産卵管のみで自立している。
アリの体に触れる部分を少なくすることで、産卵中の反撃を受けないようにするためだと思う。

その名は、アリクイノミバエ

仕事が早く終わったので、雨が降った後の夏日ということもあり、近所の山へ出かけてみた。
残念ながら飛行している様子は無かったが、かわりにこんなのもを見ることができた。

葉の上からアリの様子を窺うアリクイノミバエ
草の上に止まるアリクイノミバエ。想定外の出会いで、名前も思い出せないまま撮影を続けた。

その下ではクロオオアリが喧嘩をしている。

クロオオアリの喧嘩

後に、アリの巣の生きもの図鑑で再確認すると、このアリクイノミバエはクロオオアリの喧嘩中を狙うことが多いと書かれていた。

アリクイノミバエ
隙があれば腹部に止まり、寄生するらしい。ターゲットは喧嘩で弱った働きアリなのか?

クロオオアリに接近するアリクイノミバエ

産卵の瞬間には立ち会えなかったが、機会があれば撮影してみたい。

オオズハイイロハネカクシ

オオズハイイロハネカクシ
オオズハイイロハネカクシ

クサアリの行列付近を徘徊している。落ち葉の下に隠れて目につかないこともあるが、個体数は多いように感じる。
好蟻性のハネカクシでは大型の種。
クサアリの行列近くを徘徊するオオズハイイロハネカクシ
他の好蟻性昆虫や、アリの獲物のおこぼれなどを探して食べているのだろう。中にはアリを捕食している個体もいた。

オオズハイイロハネカクシの交尾
交尾しているペアと、それを襲うクロクサアリのワーカー。

もう一つ忘れていましたので写真追加します。
ツヤクサアリアリヅカムシ

ツヤクサアリアリヅカムシ
ピントが合ってない・・・
カートン製の蟻道を少し壊したら、中からごろごろ出てきました。

ムモンアカシジミの幼虫

ムモンアカシジミ

クサアリの行列を観察していると、アリと一緒にムモンアカシジミの幼虫が歩いていました。
名前は知っていても、生態はよく分かっていなかったので、アリとの栄養交換や、甘露の排出などを期待して見ていましたが、何も起こりませんでした・・・。
それもそのはず、後で調べてみると甘露などは出さず、幼虫のエサはアブラムシのようです。
でもアリを引き寄せる物質を出しているようで、しっかり保護を受けていました。
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