アギトアリ 近況報告

オキナワアギト170723a
女王を失ったオキナワアギトアリのコロニー。
やはり雄が多く羽化しています。ざっと数えて13匹ほど。寿命が短いので、これまでに30匹くらいは生まれていると思います。
少数ですが、働きアリも生まれています。

オキナワアギト170723b
最初に羽化した新女王のグループ(3匹)は脱翅して巣に戻っています。産卵も確認できました。交尾しているのかは不明です。

オキナワアギト170723c
こちらは2陣の新女王グループ(2匹)で、脱翅しています。

オキナワアギト170723d
新女王は今も羽化しています。これも第3グループとしてペアリングさせます。
これまでに誕生した新女王は7匹で、3、2、2、と分けて飼育しています。きちんと交尾がされていればコロニーが増えることになりますが、果たして。

続いてはアギトアリのコロニーです。

アギト170723a
やや共喰いが目立ちますが、それでも繭は100個を超えました。

アギト170723b
羽化も始まり、色の薄い働きアリの数も増えてきました。雄アリも6匹になりました。新女王もいつ誕生してもおかしくない状況だと思うのですが。

3匹の女王、消える

オキナワアギトアリでまさかの事態。
3匹いたはずの女王が、いない。・・・
そんな、ばかな。

多数の卵、幼虫、蛹。見た目は至って普通。今でも信じられず何度も見直しているが、いない。

3匹が2匹になった。なら分かる。
そうじゃない、まったくいないのだ。消滅してしまった。ミステリアス。


さて、少し落ち着いて過去を振り返ろう。
女王はいつ消えた(死んだ)のか。
実はあまり記録しておらず、最後に女王を(3匹)確認したのは、昨年の9月27日でした。
だいぶ間が空きましたな^^;
これでは、女王が死んだと思われる期間を絞れません・・・とほほ。

また、時々出る死骸の回収も、きちんと確認せずポイしてました。なので、いつ死んだか分かりませんですはい。

170712a.jpg
もう過去を振り返るな、前だけを見て進め!というわけで、現在の状況です。
先ほども書いた通り、多くの卵、幼虫、蛹がありますが、働きアリは産まれておらず、新女王と、雄アリだけが誕生しています。


170712b.jpg
新女王が生まれているということは、女王が産んだ有精卵が残っていたということなんでしょうか。

170712c.jpg
幸いにも、こうして雌雄が生まれているのですから、交尾できれば、コロニー存続は大いに期待できます。

これからペアリングに集中します。また後ほど続報します。

アギトアリの子育て

雄の蛹を食べるアギトアリ
今年はアギトアリ、オキナワアギトアリ共に、昨年に比べ一カ月ほど進行が遅れています。恐らく温室から出したあとの気温(特に朝晩の冷え込み)が影響していると思います。

アギトアリに関していえば、今はやっと落ち着いてきましたが、蛹食いがかなり目立ちました。蛹食いの様子を見ていると、食べられているのは雄の蛹でした。ただし多くは前蛹の段階で食べられているため、雌雄の判別はできていません。

アギトアリも、オキナワアギトアリも、雄アリはその年の最初の幼虫群から誕生することが分かってきました。
雄アリの生産が終わると、働きアリ、新女王* の生産が始まります。
*新女王はオキアギのみ確認

ここで疑問が。

野生のアギトアリは8月ごろから羽アリが見られます。
飼育下での状況を当てはめると、野生のアギトアリの蛹は、8月頃から出始めるということになります。そして働きアリの生産は主に9~10月に集中していることになります(羽化は11月に食い込む可能性も)。これは暖かい時期が短い地域であれば繁殖に不利であるといえます。
あくまで、飼育下の羽化状況が自然下に当てはまる場合の話です。
あと、これまた可能性の話ですが、雄と雌の羽化日にはズレがあるため、同一巣での交配は殆ど起きないのではないでしょうか。

さてさて、お次はアギトアリの子育てです。

アギト子育て1
働きアリが小さな肉片を咥えています。幼虫は首を長くして待っています。

アギト子育て2
優しく幼虫のお腹に乗せました。

アギト子育て3
まだ肉餌に気づかず、首を長くしている幼虫(笑)

アギト子育て4
気づいてむしゃむしゃ食べ始めました。

アギト子育て5
こちらはお腹いっぱいになった幼虫。働きアリが肉片を回収に来ました。

アギト子育て6
そして幼虫の顔面をキック。(まぐれです)

アギト子育て7
次はどの幼虫にあげようかな。

アギトアリ類 蟻巣メンテナンス完了

アギトアリ170402
アギトアリ。石膏が変色しています。汚れたケースのガラス蓋を全て取ると、アリたちは別のケースに移動を始めます。
アリがいなくなったら(数匹は残りますが、強制移動)、新しいケースと交換します。

オキナワアギトアリ170402a
オキナワアギトアリ。こちらも同様古いケースを交換していきます。
それにしても増えたなー。

オキナワアギトアリ170402b
大きめの幼虫もいますね。あと、昨年見られたダニも大丈夫そうです。

ここまでの作業が完了すると、気分が上がってきます。

保温電球交換 温室管理

P9560022.jpg
霜も降りるようになったので、アギトアリを温室へ入れました。寒さに弱いオキナワアギトアリはだいぶ前から入れています。
ついでに、温室のヒヨコ保温電球も交換しました。まだ切れていませんでしたが、1年以上使うと徐々に保温力が落ちてきます。
古い方は予備として取っておきます。アサヒの保温電球は信頼性が高いので、今まで泣かされたことはありませんが、万が一切れれば中の生き物の生死に関わることですから、予備があると安心できます。

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新女王の生存0

オキナワアギトアリ交尾行動2
夏にペアリングを行ったオキナワアギトアリの新女王。

巣に戻しましたが、すべて死んでしまいました。
なんかコロニー内で生きることを許されていないような感じです。

このような経験はハヤシクロヤマアリでもありました。
昨年(だったかな)、ペアリングをした雌を巣に戻しても受け入れられませんでした。

もしかしたら、旧女王が存在していると、新女王は受け入れられないのかなと思うようになりました。
自然下で多雌化しているものは、無王群下(巣が大きくなり女王の影響が及ばない領域)で生産された複数の新女王が巣内交尾したものかもしれません。多雌の場合、その女王は兄弟だということです。旧女王と新女王というペアは、成り立たないのかなと。
過去に飼育下で挑戦した多雌化が全く成功しませんが、それは飛行を終えた違う巣の出身のペアだったり、血縁関係にあっても、旧女王と新女王のペアだったので、あと成功できるパターンを考えると、新女王の兄弟ペアしか考えられないのです。

ただし、兄弟関係ではなくても多雌になっている種類もあります。
僕の飼育実例ではヒメオオズアリや、トゲアリ、クロナガアリなどです。
ヒメオオズアリは巣内交尾が行われ、旧女王と交尾脱翅した新女王が共存しています。恐らくオオズアリもそうでしょう。
またトゲアリ、クロナガアリでは新規創設時、出身の異なる新女王同士でもコロニー化できます。

多雌化に癖があるのはヤマアリ(ハヤシやレマニ)や、アギトアリなどです。今後も多雌化に向けて模索してくこととなるでしょう。

今年のペアリングは終了

オキナワアギトアリ
オキナワアギトアリ。1組ペアリングを試みまして、完全脱翅しました。
交尾したのかな?

オキナワアギトアリ
雄はすべていなくなりました。
脱翅した雌を、コロニーに戻しました。
旧女王(左)、脱翅新女王(右)、新たに羽化した新女王(上)。

結局これまでに7匹の新女王が羽化して、1匹死亡、1匹脱翅、5匹未交尾となりました。
5匹については来年のペアリングを目指します。
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